イギリスでお子さんをナーサリーや学校に通わせていると毎年3月に楽しくお祝いをするイベント、ワールドブックデーという日があります。
目次
ワールドブックデーとは
まず、本来のワールドブックデーの由来はこちらから
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)によって制定された「読書・出版・著作権(知的財産権)保護の促進」に関する国際デーで、毎年4月23日(国によって異なる場合もある)。「書籍とその作者たちに敬意を表する」記念日であり、「読書の楽しみを特に若い人々に伝えるとともに、人類の文化的・社会的進歩に果たした人々のかげかえのない貢献への敬意を新たにすること」を目的とする。この日には各地で、本や読書に関連したイベントが開催される。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界では4月23日に行うようですが、イギリスでは3月の第一木曜日に行います。
日本のひな祭りも近いですね。ひな祭りの記事も少しだけ書いてます♪
なぜイギリスは3月に行うのか
- イングランド守護聖人を祀る大きなイベント、セント・ジョージの日が通常4月23日と重なる
- 4月はイースターホリデー(春休み)の時期と重なる
- ナーサリーや学校行事としてしっかり取り入れたい為
という事から1ヶ月早い3月に行われるようになりました。
ワールドブックデーの楽しみ方
ワールドブックデーは、
- 子供達に沢山本を読んで本の魅力を知ってもらう
- 見聞を広めてもらう、などを目的とした日である
中でも1番のメインは、大好きな本のキャラクターに扮したコスチュームを着てナーサリーや学校に登校するというイベントです。
この時期になるとスーパーの子供服エリアにもワールドブックデー用のコスチュームが売り出され始めます。
息子の学校での祝い方
それぞれの学校で色々イベントの仕方が違うとは思いますが、息子の学校ではどのようにイベントを楽しむか少しご紹介したいと思います。
リテラシーウィーク(Literacy week)としてその週は全て国語(英語)や図書に関するイベントを毎日行う。
普段毎日英語の授業があるので、あまり普段と変わりはないのですが、
- Super writing (長文のエッセイを作成)
- Spellathon (スペラソン)英単語スペルのコンテスト
- Handwriting テスト (ポエムを作成時、文字を上手に書けるか)
- Book Share (好きな本を家から持参して内容をクラスでシェア・語り合う事)
- 本の著者が学校に来て読み聞かせをしてくれる。その場で本を購入可能でサインも書いてくれる
- Extreme Readingチャレンジ (変な場所や変な格好で読んでる姿を写真に撮り応募する)
- メインイベント当日は好きな本のキャラクターになりすましたコスチュームを着て登校
- コスチュームを着て学校内でパレード
など1週間にわたってイベントを楽しみます。
最優秀者には賞がもらえる
レセプション(4−5歳クラス)の頃は息子は警察官の格好をして、Topsy and Tim bookの警察官に会うという本を持っていきました。
そしてクラスでなんとベストドレッサー賞として賞(本)をもらいました!
\\賞として頂いたのはこちらのパディントンベアの本。スペラソンとしての勝者と書かれていますが、実際はベストドレッサー賞です//
そしてPP1(Year1)の頃は、スペラソン(単語テスト)で勝者になり、賞としてまた本をいただきました。
Prep Prep最終年(PP2)時はロアルドダールのFantastic Mr. Foxになりました。
娘はついでに幼児に大人気な絵本、The Tiger who came to Teaのトラに。
3枚目は息子の親友君がロアルドダール、Matildaのブルースに(笑)
⭐️イギリス大手オンライン出版社、Twinkl社様にもブログ紹介していただきました⭐️
Twinkl社はイギリスの公立・私立問わず80%近くの学校で利用されている、学習教材を提供している会社です。
この度光栄にも、そんなTwinkl社様よりこのブログ記事を紹介していただきました。
もしよければこちらからもチェックしてみて下さい♪
「子どもが本に親しめる読書アクティビティ17選」についてまとめたブログ記事その中の5番目、「本の登場人物に扮してみよう」というコーナーに紹介していただいてます♪
他にも色々為になる読書アクティビティがご紹介されていて、とても参考になるのでぜひチェックしてみて下さい。
最後に
ワールドブックデーはとにかくイギリスのナーサリーや小学校では大人気な一大イベント。
毎年気合を入れて手作りでコスチューム作る保護者もいますが、私の様にショップで手に入れる保護者がほとんどかも?
今年も楽しいイベントになりますように♪