前からずっと記事にしたかったこのビーバーブルックホテル。
最近では日本人駐在家族界隈でもインスタ等を通して少しずつ知れ渡ってるようですが、この記事でも改めてご紹介したいと思います。
目次
ビーバーブルックホテルとは
ビーバーブルックホテルは元々はビーバーブルック男爵のマナーハウス(邸宅)であり、それをホテルに改装し、2017年にオープンしました。
サリー州ののどかで美しいサリーヒルズが一望できるエリアにあります。
ここは世界的にも誇れる超高級ゴルフクラブとしても有名であり、世界中のゴルフ界を始めとするVIPを招いて一足早く2016年にゴルフクラブがオープンしました。
しかしビーバーブルックホテルのサイトには特にゴルフ関連の記載がなくいわゆる紹介がないと会員になれないと聞いています。
住所 | Reigate Road, Leatherhead, Surrey, KT22 8QX |
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電話番号 | +44 (0)1372 571300 |
ウェブサイト | https://www.beaverbrook.co.uk/ |
ビーバーブルック男爵とは誰?
ビーバーブルック男爵(Baron Beaverbrook)は連合英国貴族の男爵位であり、実業家・政治家のマックス・エイトケンが1916年に叙されたのに始まります。
イギリスの歴史上で、最も偉大なイギリス人と尊敬されている英国首相ウィンストン・チャーチルと非常に仲の良かった友人としても有名であり、当時はチャーチル氏もここのビーバーブルック男爵邸によく泊まりに来ていたのだとか。
よってホテル内の至る所にチャーチル氏の写真等が飾ってあったりします。
ロンドン・チェルシー地区にも2021年9月にビーバーブルックタウンハウスがオープンしました
ビーバーブルックタウンハウス内はほぼ全ての壁絵が日本の江戸時代を描かれた絵で飾られていました!
実際にホテルに泊まってみた
まだホテルとしてオープンして間もない頃、オープン記念価格としてそこまで値段も高くなかったので家族3人(当時は息子のみ存在)で一泊泊まってみました。
全体的にかわいらしいデコレーションで、古いながらも綺麗に改装されてました。
部屋毎に有名人・著名人の泊まった部屋としてテーマが施されてあり、他の部屋はチャーチルの部屋、エリザベステイラーの部屋、などあります。
バスルームのアメニティは英国ブランド、Bamfordが置いてあります。
コンプリメンタリーとしてボトル水の他にスロージン(Sloe Gin)のボトルがあったのでありがたく頂いてきました。
子供用プレイグラウンドもある
外に出ると、美しいサリーヒルズが一望でき、ビーバーブルック敷地内で育てている野菜や果物、植物があるほか、木製のプレイグラウンドもあります。
日本人も唸るレベルの高い日本食レストランがある
元々ここのホテルに行こうと思った最初のきっかけは、こちらのホテルの代名詞とも言われるレストランが日本食店であり、そこの和食を食べてみたいと思ったからです。
名前 | The Dining Room – our Japanese Grill |
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ウェブサイト | https://www.beaverbrook.co.uk/eat-drink/the-dining-room/ |
営業時間 | 毎日営業 12-15pm(ランチ・月曜は休み) 18-21pm(ディナー) |
備考 | 12歳以下は夜7時まで利用可 |
ヘッドシェフ | オープン当時は日本人の元Nobuロンドン出身のシェフ丸山氏(現在はMaruのオーナー)であり、現在は多数のロンドントップレストラン(Gordon Ramsay・Yashin等)を経験し、複数のグローバル寿司アワードの賞を勝ち抜いたポーランド出身のWojciech Popow氏
Photo credit : davidcphotography |
寿司ネタの上に食用蟻が乗っている
全てのDishは当然美味しく、お寿司や刺身に使われている魚もとても新鮮で口の中でとろける程脂がのっています。日本で日本食を頂いてる錯覚に陥ります。
ただ、私が初体験だったのが、お寿司に食用アリが乗っている事!最初ビックリしましたが普通に違和感なく食べれました(笑)
季節の良い時期は気球に乗りながら?!焼き肉が頂ける
去年、2021年から始まったこの企画。(Reach for the Sky!)
池の周りに気球を付けたテーブル席で頂くというなんとも斬新なイベント。実際はもちろん上昇はしませんが、中は大変凝っていてちゃんとメーターとかデザインされてました。
焼き肉・刺身とおまかせコース
値段は決してお財布に優しい値段ではありませんが、全体的な雰囲気を含めレベルはとても高いので大満足です。
その他のレストランやラウンジバー
他にもビーバーブルック敷地内で栽培している野菜・果物をふんだんに調理したホテルから少し離れた位置にあるThe Garden House Restaurant, ヴィクトリアンな古く美しい内装・Sir Frank’s Barなどがあります。
The Garden Houseでランチを頂いた時に出てきた自家製栽培のトマトバジルスープが本当に本当に美味しくて、別で売ってないのか思わず聞いてしまいました。(売ってなかったです)
他にも沢山アクティビティがある
他にもまだまだ書ききれない程、ここのホテルは色々アクティビティを提供しています。
- クラシックカーをレンタルして敷地内や時間制で運転が出来る。
このクラシックカーというのは本当に年代物の非常に価値のあるクラシックカーなのでこれを街中で運転してたら周りから注目度抜群です! - 冬はアイスリンクが登場し、ホテル宿泊者とレストラン・スパ利用者はアイススケートが利用できる。
- 夏は5歳以上の子供たち向けのホリデーキャンプ(半日)が行なわれる。
- プライベートシアターが利用できる。
などなど、他にも沢山あります!
まとめ
ビーバーブルックホテルは非日常空間を味わえる本当に素敵な場所です。
もしサリー州に遊びにくる機会があれば、ぜひこちらも検討してみて下さい。イギリスらしい雰囲気をふんだんに楽しめる場所だと思います♪