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【イギリス発祥】スカウト(ボーイスカウト)ってどんな活動?

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今日は息子の先月からの新しい活動、スカウトについてご紹介したいと思います。

私自身も幼少期の頃、日本でガールスカウトで10年活動していました。

といっても最後の3〜4年は幽霊隊員に近かったですが・・

私の兄二人もボーイスカウトに幼少期からしばらく入っていたので日本でのある程度の活動は兄たちの活動を含め、私も覚えています。

イギリスでのスカウトとは

まず、スカウトはイギリス発祥の団体です。

photo credit : scouts.org.uk

 

私も日本でガールスカウト活動をしていた時にスカウトはイギリス発祥ということを学んでいて、実際イギリスからのガールスカウトの子達が集会に遊びに来て交流をとった記憶があります。

イギリスでは男女一緒に活動

まず最初に驚いたのは、イギリスでは日本のように男女分けて活動するのでなく、一緒に活動します。
よって、ガールスカウトだとかボーイスカウトという呼び名はなく、団体名はスカウトと呼びます。

追記

イギリスでもガールスカウトは存在します。
この記事で紹介しているのはいわゆるボーイスカウトですが、イギリスのボーイスカウトは女の子も参加できます。ガールスカウトは女の子のみが入れます。

年齢によって呼び名が違う

日本のボーイスカウトと14歳まで呼び名は一緒です。

6歳〜8歳    ビーバー (Beavers)
8歳〜10歳半  カブ (Cubs)
10歳半〜14歳 スカウト (Scouts)
14歳〜18歳  エクスプローラー (Explorers)
18歳〜25歳  ネットワーク (Network)

イギリスのスカウトは非常に人気

イギリスでは結構至る所でスカウトのハット(Hut)・拠点があります。
なので我が家の近所にも近距離で3箇所それぞれの町名で拠点があります。

が、あまりにもイギリス国内で子供達に向けた大人気の活動なのでほぼどこもWaiting listに入れておく必要があります。

実際私もすごく人気と聞いていたので、息子が3歳の頃から2箇所Waiting Listに入れてました。
3歳からウェイティングリストに入れてたおかげで6歳の誕生日数週間前に無事連絡をいただき、6歳を迎えた次の週から参加することができました。

スカウトの一番最年少のグループ、ビーバーは満6歳から!

まずは試用期間

ビーバーに参加することが可能になってもまだ正式な加盟はまだです。

4週間ほど(活動は週に一回なので4回分)の活動に参加してみて、

  •  本当に参加したいか
  •  既存メンバーに馴染めるか

など色々体験してもらい、その後本人の意思を確認して正式に加盟という流れになります。
(この期間は私服参加で可能)

スカウト(ビーバー)の活動内容

スカウトの活動内容は、Skill for Life。つまり、野外でのグループ活動を通じて、自主性、協調性、社会性、リーダーシップなどを身につけることが主な目的です。

息子が参加し始めた6月は天候も良い日が多いということもあり、試用期間中に参加した活動は場所を変えた野外活動が多かったです。

  •  (1枚目)記念すべき第一回目は近所の森へ行き、ゲームやコンパスなど使って楽しんだそう。
    (初めてだったということもあり、寂しくないように最年長の8歳の男の子がつきっきりでずっと一緒にいてくれたそう)
  •  (2枚目)Go Apeへ行き、息子初の高所アスレチックを体験
  •  (3枚目)ハット(拠点)にてクロスボー(弓矢で遊ぶゲーム)やアイスクリーム作り

他にも父の日のプレゼントとして手作りカードやInsect Hotel(庭などに置く虫の為の家)を作ったりもしてました。

時には泥んこになるアスレチック場で遊んだり。

ものすごく泥だらけになりました。

 

スカウトキャンプで自然を楽しむ息子のビーバースカウトとして初めての泊まりがけのキャンプ内容を記事にしています。...

Go Apeの息子体験記事はこちら

 

スカウトの活動時間と費用

スカウトの活動時間は週に一回。学校が終わった後の大体5時すぎから1時間半ほど活動します。

費用はターム毎に支払いで£45です。

スカウトのメンバー

スカウトのメンバーは近隣の色々な学校の子が集まるので、とても新鮮です。
息子が入ったハットは誰一人知り合いのお友達などいなかったので完全にフレッシュスタートでしたが、息子のとても社交的な性格が功を奏して、初回からだいぶ馴染めたようです。

大人(リーダー達)に対する呼び名

これは日本ではこう呼び方をしてなかったのでものすごく驚いたのですが、
ビーバー達はいつも仕切ってくれてる大人(リーダー達)のことを彼らの名前やリーダーとは呼ばず、特定の名前で呼びます。

  •  Hedgehog (ヘッジホッグ・ハリネズミ)
  •  Stoat (ストウト・オコジョ)
  •  Otter (オター・カワウソ)

最初スカウトのメールのやりとりやら、息子が活動内容を話す時に上記の名前を話題に出したりやら、何のことか全くわからなかった私ですが(笑)、これはどこのスカウトでもリーダー達のことをこう呼ぶみたいです。

面白いですね!

制服は日本と違い、とってもカジュアル

日本ではガールスカウトも、ボーイスカウトも、いかにも制服!って感じの可愛らしいユニフォームを着ていますが、イギリスはとってもカジュアル。

ビーバーは鮮やかなブルー(ターコイズ)のポロシャツにジャンパー(トレーナー)です。

特定のショップで買うか、オンラインでも買うことができます。

授与式を経て正式メンバーに

試用期間を経て、正式メンバーになると決めたらいよいよ授与式(investiture)を行います。


息子と同時期に正式メンバーになったのは合計6人(男の子5人・女の子1人)

リーダーから誓いの言葉と約束事を聞き、復唱します。

 

私の記憶では、日本ではビーバースカウトやブラウニー(ガールスカウトの最年少グルプ)は、二本指をたてて誓いの言葉など話すのですが、イギリスでは最初から3本指を立てて行うみたいです。

その他、スカウトは全世界共通で握手する時は左手ですると学びました。
(敬礼する手が右手な為)

スカーフや所属バッジなど、基本的なセットを既存メンバーから授与されます。

息子、ついにスカーフをもらえてご満悦。

授与式でいただいたもの

中身はスカーフ・スカーフリング・所属グループやエリアのバッジ・行った活動のバッジ、、など計8点入っていました。

次のタームが始まる前に縫い付け作業を完了させます・・・

 

バッジの位置は決まっている

バッジは適当に貼り付けてはいけません。
指定の位置が決まっているのでちゃんと間違えないように縫い付ける作業をします。

縫い付けの例

 

スカウト活動は親の協力も必要

大変なのは、保護者の協力も必要という点です。毎回ではないですが、スカウト側から引率やお手伝いが求められたりするので、手が空いてる時はボランティアで手伝うことも必要です。

その他、Jumble sale (中古のリサイクルセール)や、近隣住宅へクリスマスツリーの配達・回収などの活動も行っています。

息子が属しているスカウトでは保護者は年間合計で各家庭10時間のボランティアワークが必須となってます。ひぃぃ
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まとめ

今回はイギリス本家本元の現地でのスカウト活動についてご紹介しました。

多少日本とは異なる点もありますが、私にとっては幼少期を思い出し、とても懐かしい感情に駆られています。

とりあえずWaiting listに入れて、然るべき時期がきたら本当に参加させるか悩めばいいかなと思い、私は軽い気持ちで登録しました。

学校とはまた違うライフスキル等学べるとても良い機会で、イギリスでは常に大人気の活動なのでぜひご検討されてはいかがでしょうか♪

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ABOUT ME
jemtyco
生粋のロンドン下町出身夫と息子(9歳)と娘(4歳)の4人暮らし。 2011年に日本を出てから、シンガポール、ロンドン、ニューヨークを経て、現在イギリスに戻りロンドン郊外にて子育て中。

POSTED COMMENT

  1. royboyruns より:

    ご自身もスカウト活動されていたのですね!
    私は自分も経験が全くないので活動内容もなかなか想像がつきませんが、小さな頃から違う年齢の人たちと関わり、様々な活動をしていくことで学校とはまた別の成長を遂げていくのでしょうね・・・
    これからの活動の記事もぜひ、参考にさせていただきます!

    • jemtyco より:

      そうなんです。実は私もやっていて、近所の他校の同年代のお友達などそこそこいました^ ^
      アメリカでも人気なのでは⁈色々習い事の選択肢があって迷っちゃいますよね♪

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