ポッシュなイギリス子育て事情
〜現地教育ママ達に囲まれて〜
日常

【今だから笑って話せる】私が結婚式の1週間前にイギリスに入国拒否された話

 

タイトルだけで結構衝撃的なんですが。

これ、実話です。当時はストレスが極限にまで達し、この短期間でせっかく体にフィットしてたウェディングドレスが痩せてちょっとスカスカになってしまいました。

 

事の始まり

私が夫と結婚したのは2014年の話。当時はアメリカ・ニューヨークに住んでいました。

無事婚約し、どこで挙式をしようかとなった時に夫の故郷であるイギリスでしよう!て事になりました。

当時の私はイギリス・ロンドンの土地勘が殆どなく、加えて現地のウェディングプランナーや人気結婚場所などほぼ無知の状態。

日本人向けの結婚プランナー業者もしっかり探せばあっただろうに、なぜか私は無謀にも全て自分でオーガナイズする事に決めたのです。

一応結婚会場として決めた場所にウェディングプランナーという担当がいたので、会場内に関する事だけはその担当者と決める事ができました。
(招待客の食事内容や、式の流れ、など)

とにかく結婚式から招待客の手配・身の回りなど全てよくわからぬ国(イギリス)の、しかも全て英語で行ったのは本当に大変で、会場のプランナーの他の係への引き継ぎが全くなってないいい加減さや、ホテル担当者の無礼さ、そしてほとんどの手配をNYからリモートでやるという大変さを身をもって経験し、二度とこんな経験するかと結婚式後には誓ったのでありました。

招待客は複数の国から

日本、シンガポール、アメリカ、イギリス、オセアニア等、私たちの友人達は色々散らばっていたので、招待客によってはロンドンやイギリス・欧州観光を兼ねて私たちより早く出発している友人達らもいました。

私たちもいよいよNYからロンドンに向けて出発

なんとか無事にそれぞれの手配も完了し、いざ結婚式1週間前になりいよいよ私たちもロンドンに着陸。

そして入国審査場へ向かう私たち。

入管 「入国の目的は?」

私  「観光と、あと、婚約者と結婚式挙げるの」

入管 「え?じゃあビザ持ってるよね?」

私  「え、ビザ?そんなの持ってない、だって復路のチケット持ってるし」

入管 「・・・・・・・。」

その後私は別室に連れてかれ、別の入管に質問やなぜか生い立ち、過去の仕事等など色々取り調べを受け、なんだか警察に逮捕された気分になったのを覚えてます。(された事ないですが)

で、最終的に私が必要だったのは、英国に住んでないものが英国で入籍する場合、Marriage visitor Visaというものを持ってなければならなかった事。
もう一度、今住んでる国(当時アメリカ)に戻って英国大使館に行きビザを取ってこいと。

ビジタービザ(結婚)/ Marriage Visitor visa

イギリスに結婚目的で渡英する場合、例えば;

  • 英国内で結婚・あるいは同性結婚(シビルパートナーシップ)を希望

  • 英国に結婚・あるいは同性結婚の登録を希望

  • 結婚後イギリスに移住する予定が無い

以上のような目的・状況で入国を希望する方は、以下の応募条件を満たしていれば申請が出来ます。

  • 申請者本人、あるいは未来の結婚相手、同性婚相手がEEAの国籍を有さない

  • 英国に入国し、結婚あるいは同性婚の登録をしたい

  • 英国での最大滞在は6ヶ月である

引用 : Beaumont park associates Ltd.
UK Visa and Immigration Expertsより

 

え、、、いやいやいやいやいや

ロンドンカウンシル(市役所)に結婚すると申請した時、色々個人情報を聞き出されて正式な手続きをしたのに、そんな事一言も言われませんでした。
(もちろんイギリスに住んでないと伝え済み)

でももうそんなことは後のお祭り。

その間、100人弱を招待したいろんな国から来てくれる家族・友人らは続々とイギリス入り。


式まであと1週間。

 

 

絶体絶命😵

 

婚約者(現・夫)をロンドンに残し、一人でNYにトンボ帰り。

この時考えたこと
  •  この時代英国大使館にアポなしで行ってもまず入れてくれない
  •  1週間でビザなんて取れると思わない
    (入国管理官は緊急ビザならすぐ取れると言っていたがパニックを通り越して冷静な判断ができず調べる余地もなかった為、断念)
  •  何故か在ニューヨーク日本大使館に駆け込み(笑)

✳︎日本大使館のスタッフはとりあえず話は聞いてくれましたが、聞いてくれただけ。
特に何かを手伝うとかはしてくれなかったです←当たり前。

ロンドンに残された夫もパニックになりましたが、私がNYでパニックとショックのどん底に陥ってる間、ロンドンカウンシルにかなり文句を言い、どうにかして入国できるようカウンシルが入国管理局宛のレターを作ってくれました。

どうやらビザがないから正式な入籍はできないけど、結婚パーティーという形式に変えればできるとの事。(法律に引っかからない)

入管へのレター内容要約

法律的にビザなしで入籍は出来ないと理解したので、正式な入籍登録はせず単なる結婚祝いパーティーをする事に変更する。

よってビザなしでも入国させてあげてね。

という内容

 

その間私はNYで結局英国大使館に取り合ってもらえなかったので、このレターをプリントアウトし、カウンシルのアドバイス通り再度ビザがないまま一か八かでロンドンに飛ぶ事を決意したのです。

この時すでに結婚式3日前

NYからロンドンまでの約6時間飛行、生きた心地せず。

到着し、入国管理局への足取りは重く。

入国管理局での再取り調べ

もちろん同じ理由で別室に連れられ、かれこれ4時間拘束されました。

(拘束されてる時は携帯も使えないのでテレカを購入し電話しなきゃいけないのです。
本当に犯罪者扱いな気分です。)

ロンドンカウンシルの担当者は、ビザが必要な事を伝えなかった責任からか、とても心配してくれてたのでいつ入国管理局から電話来てもいいようにと24時間体制で入管からの電話を待っててくれました。

拘束時間があまりにも長く、絶望感でいっぱいだったのでまたイギリスに入国拒否され、結婚パーティーはキャンセルになるとこの時は本気で思いました。

結果どうなったか

レターを読んだ入管はロンドンカウンシルに電話をし、担当者の熱い?情熱と説明に負け、
私は無事入国ができました!

↑本来の予定であった正式な入籍登録はせず、結婚を祝うためだけのパーティーを無事開催

Old Royal Naval College

 

私もあんなに時間があったのになぜビザの事を一切考えてなかったのか、、、
今でも悔やまれますが、とにかく家族・友人らに多大な迷惑をかけず、そして結婚式費用もパーにならず、花嫁不在の式にならなくて本当良かったと思いました。

後日談

正式に入籍登録したのは結局NYの市役所で。(たぶんあのSATCの映画でキャリーとビッグが結婚式をした市役所だと思います)
しかも夫の仕事の昼休み中に行ったというなんとも簡素な儀式でした😂

まとめ

異国で法律的に結婚式を挙げる場合、必ずビザの有無を確認しましょう。

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ABOUT ME
jemtyco
生粋のロンドン下町出身夫と息子(6歳)と娘(1歳)の4人暮らし。 2011年に日本を出てから、シンガポール、ロンドン、ニューヨークを経て、現在イギリスに戻りロンドン郊外にて子育て中。

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