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さて、今回はイギリスの学校でも態度の悪い生徒、良い生徒と様々な生徒が存在しますが、イギリスの学校ではどのような指導をして生徒を改めていくのか。
今回はいきなりですが「お咎め編」からご紹介したいと思います。
ちなみに低学年(レセプション〜Y2)向けのPre Prep生編はこちらから
目次
レセプション・Year1〜Year4までの場合
まずは低学年(4歳〜9歳)までの私から見た指導法をご紹介いたします。
例えば他の生徒に対して迷惑行為や授業中先生の話を静かに聞けなかったり、姿勢よく着席していなかった場合は、当然のことながら先生から「warning(警告)」が入ります。
Pre Prep最終年であるYear2や、Prepに上がったYear 3・4あたりになると宿題を忘れたりした場合も「warning(警告)」が入ります。
他にもあるwarningの例
- 先生を呼ぶ時はMrs/Miss ○○か、Mr ○○・(Prep以降は)Sirと呼ばなければならないのに、転入してきた生徒が恐れ多くもHey ○○と呼んで厳しい警告を受けた生徒が。
- 宿題をよく忘れて言い訳をかます息子のクラスメートは休み時間を返上して強制的に宿題をさせられた
- 朝しょっちゅう遅刻してくる生徒
- 汚い言葉を使ったりした場合(ShxxやFワードはもちろんのこと、お尻という意味であるButtも割と1発アウトです。使いたい場合はボトム、と使いましょう)
- ランチタイム時にちゃんと列に並ばずに割り込んだ時
- 物を大切に扱わなかった時
- 制服を正しく着用していなかった時
何度注意しても改善の見込みが見られない場合
例えば上記のように学校での態度が悪く、警告を散々受けているのにも関わらず改善が見られない場合は、その後両親に直接連絡が行き、学校に出向いてもらうことになります。
他にも先生たちが見ていない場所で生徒同士間で何か問題が発生し、どちらかの保護者が学校に連絡相談をした場合でも深刻具合で相手側の両親にも連絡がいき直接面談となる場合もあるようです。
Year5〜Top Year(Year8)の場合
Year5以降は年齢的にも10歳以上。立派な10代です。
ということで学校生活や授業態度など頻繁にwarning(警告)を受けた生徒はDetentionという名の罰が与えられます。
ディテンション(Detention)とは
ディテンションとは、直訳すると勾留・引き留め・放課後の居残りetcという意味になります。
息子の学校では、Y5以降になるとDetentionが適用され、2〜3回学校側からwarningを受けても改善しなかったり、悪さの度合いによっては1発でディテンションとなり、校長の部屋へ直接出向き、直接お叱りを受けることとなります。
このディテンションという制度、息子の学校は小規模な学校であり学年関係なくみんな顔見知りだったりするので、誰かがディテンションを受けると割とすぐに知れ渡ります(笑)
まとめ
このような感じで軽くまとめてみましたが、息子の学校は一応まだ小学校なのでDetentionの度合いはこの程度ですが、セカンダリー以上になると校内に生徒の名前が内容付きで提示されたりと更に色々と厳しい模様です。
イギリスはマナーには厳しい国なのでこういうところから自然と学んでいくんだなと思いました!