いよいよクリスマス当日までちょうどあと1週間!
イギリスのクリスマスへの本気度にはたびたび感心するところがありますが、今回はクリスマス前日と当日に行う子供達へのちょっとした演出をご紹介したいと思います。
子供達へサンタさんの存在をリアルに知ってもらおう!<前半編はこちら>
目次
ツリーの下にはクリスマス当日までプレゼントを置かない
最近では周りからプレゼントを貰うたびにツリーの下へ置き始めるというというご家庭も普通になってきていますが、本来のスタイルは、サンタがプレゼントを持ってくる設定なのでクリスマス当日まではプレゼントをツリーの下には置きません。
子供がクリスマスイベントや友人等から直接受け取ってしまった場合は開けてしまっても良いし、ツリーの下に置いておいても大丈夫です。
なので、基本プレゼントは物置や子供の足の踏み入れない部屋などにそっと隠しておきます。
イギリスの典型的なクリスマス前日の夜
ここではいわゆる一般的なイギリスでのクリスマス前日の夜の過ごし方を少しご紹介します。
クリスマスの前日は子供達も特別夜更かしをして、ホットチョコレート(ココア)を飲みながらクリスマス映画(スノーマン、ホームアローンなど)を観てダラダラ夜を過ごすというのがイギリスの典型的なクリスマス前日夜(と当日)になります。
サンタの所在地をみてみる
Googleのちょっとした遊び心から作られたサンタ追跡サイトを見てみるのも楽しいかもしれません。(今このサイトにいってもサンタはプレゼントをばら撒き始めてないですが、トナカイがクリスマス当日に向けてトレーニングしてるのが見れます笑)
去年はコロナ禍の為、サンタがマスクをしながらプレゼントをばら撒いてました(笑)
サンタとトナカイに軽食を準備する
いざ子供達の就寝時間になり、ベッドに行く前に用意するものがあります。
サンタが家にプレゼントを置きにきてくれたときに、少しでもお腹を満たせてあげようと軽食を準備します。
サンタにはミンスパイと牛乳。トナカイにはにんじんを用意してあげます。
ミンスパイとは、別名ミンスミート(パイ)とも呼ばれます。
ひとくちサイズの丸いパイが一般的であり、ドライフルーツとナッツにシナモンやナツメグなどの香辛料が入った甘い詰め物に、パイ生地で表面にフタをして、星や十字をかたどった切込みを入れてパウダーシュガーをふりかけたもの。
子供が寝静まったら小演出のクライマックス
さて、子供たちが寝静まったらいよいよ小演出のクライマックスです。
まずサンタとトナカイに提供した軽食を食べた後感を出すために、ミンスパイをかじり、にんじんを半分に折ったり、牛乳を少し飲んだりと、あたかもサンタとトナカイがちゃんと来た感を演出します。
そして隠していたプレゼントをツリーの下に一気に置きます!
去年のビフォーとアフターです。
クリスマス当日の朝
ワクワクしながら起きてきた子供達の反応はまさに興奮そのもの。
パジャマのままプレゼントを一気に開けて歓喜極まりながらクリスマスの当日を迎えます♪
最後に
イギリスではクリスマス当日は日本でいうお正月の様なもの。
恋人たちと素敵なレストランで過ごすのではなく、家族みんなで集まって七面鳥などを食べながらワイワイ過ごす日です。
今年のクリスマス当日まであと1週間!
イギリスは現在コロナの陽性者が1日新規10万人近くまで上り詰めていて、3回目のロックダウン間近と噂されていますが、、、
みなさま素敵なクリスマスの日をお過ごしください♪