イギリスの国民的絵本、Mr. Men (ミスターメン) Little Miss (リトルミス)のご紹介をします。
この絵本はイギリスの児童文学作家ロジャー・ハーグリーヴスによるシリーズ本です。
・ 『ミスターメン』(Mr. Men)は、イギリスの児童文学作家ロジャー・ハーグリーヴスによる絵本のシリーズ。1971年からイギリスで出版された。
・ 1981年にはリトルミスのシリーズが加わり、BBCでテレビアニメ化されて一気に人気となった
・ミスターメン&リトルミスの絵本シリーズは世界30カ国以上で発行され、累計発行部数は2億冊を超える
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
私の息子もこのシリーズ本が幼い頃から大好きで、Mr Men50冊コンプリート本を読破し、今でもなお繰り返し読み続けています。
この記事はこんな事を思ってる人に読んでほしい記事です。
- Mr. Men Little Missの魅力がわからない
- キャラクターがシュールすぎると思う
- 読んだところでどんな効果があるのか知りたい
この記事を読めばMr Men Little Missがどうして長年人気なのか、子供達にどういう影響があるのかわかります。
目次
Mr. Men Little Missシリーズの概要と登場キャラクター
まずはMr. Men Little Missについて簡単に説明します。
この絵本シリーズは、個性的なキャラクターが毎回登場し、単純な図形(丸とか三角)の身体が単色で塗られ、そこに大きな顔と手足がついただけというシンプルなデザインで構成されてます。
それぞれが極端な性格や癖を備えており、そうした個性は各キャラクターの名前に端的に現れています。
Mr. Men Little Missの対象年齢
Mr. Men Little Missは全18ページから構成されている本です。
中の文字の大きさも比較的小さく、使用されている単語も幼児にとっては時々難しい単語も使用されていますが、片方(右側)のページはイラストになっているので文章自体は全9ページです。
以上を踏まえて、
対象年齢 | |
読み聞かせ | 0歳から可能 |
一人で読む | 早くて4歳以降 |
Mr Men Little Missのストーリー
先ほど簡単にご説明した通り、単純な図形の身体に単色で塗られ、手足を書いただけのシンプルなキャラクター。キャラクターの性格も名前の通りに現れてます。
・ Mr. Bump いつも体をあちこちにぶつけていて怪我が絶えないキャラクター
・ Mr. Silly 愚かなキャラクター
・ Mr. Tickle いつもくすぐる相手を探しているキャラクター
✳︎ 最初に生まれたキャラクターはMr. Tickle。
ロジャー・ハーグリーブスが長男アダム6歳に『What does a tickle look like?』 と聞かれ、くすぐる、という目に見えない事象をイラストにしてみたのが始まりです。
ここで現在5歳の息子が何度も何度も読み漁って選び抜いた?!ベスト3をご紹介したいと思います。
評価 | |
---|---|
性格 | なにを聞かれても、ばかげた答えばかりしてる。 全てがナンセンス! |
選んだ理由 | とにかくやることなす事全てが支離滅裂で面白いから |
評価 | |
---|---|
性格 | いつもまちがいばかり。 その手袋と靴、色があべこべだよ。 |
選んだ理由 | いつも間違いだらけだったのにミスターライトと一緒に生活したら治ったから。でも逆にミスターライトがミスターロングになってしまったから。 |
評価 | |
---|---|
性格 | いつだってドジばかり。 であったものに必ずぶつかっちゃう。 どっすん、ガッシャン、イタッ、イテッ! |
選んだ理由 | ミスターバンプがドジすぎるから |
ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
そう、5歳の男児が選んでいるだけあって、面白いおバカキャラが選び抜かれております(笑)
他にも
- Mr. Happy(ハッピーくん)
- Mr. Clever (かしこい(と思ってる)くん)
- Mr. Topsy-Turvy (あべこべくん)
- Mr. Men 12 days of Christmas (クリスマスまでの12日間)
などがお気に入りのようです。
Mr. Men Little Missの魅力
物語の内容が単純明快で、子供が夢中になって読みます。
大人からしたらそんなくだらない事が面白いの?っていう場面が多々あります。
キャラクターの単純な見た目も逆に愛嬌が湧くみたいです。
イギリスの大半の小学校で取り入れているOxford Reading Treeの本の紹介記事を読む
読んだところでどんな効果があるのか
息子の何度も読み漁った後の語彙力はとても増えました。
もちろんMr. Menだけでなく、他の本もたくさん読んだり学校での授業での効果もありますが、Mr. Menを読んだことによって様々な感情や表情などを息子の中で一致させながら覚えたと思います。
- キャラクターの名前と性格を表した言葉や意味を自然に覚えるので、自己表現力も高まる。
- 時々本のキャラクターと真逆のキャラクターも登場したりするので、対義語も覚える。
(例:Mr. Messy(ごちゃごちゃくん)の家にMr.Tidy(きちんとさん)が現れた)
学校でも課題として取り上げられる
イギリスロックダウンの為、ホームスクーリングになった際に英語(Literacy)の授業でMr. Menの架空人物の物語制作を課題として取り上げられました。
息子が創ったキャラクターは
「Miss Little Cranky Pants」
当時生後6ヶ月くらいの娘を題材にしてました(笑)
物語を作成するにあたり、Mr Men Bookと同じように
- キャラクターの名前と同じような外見
- Mr. Men に出てくる2〜3キャラクターを物語に登場させる
- 最後にモラルを入れて締め括る(欠点を長点に変えたり、どう解決するか・など)
というルールで作成しました。
その他注目のキャラクター
偶然にも英国のウィリアム王子とキャサリン妃がご婚約された頃に発売され話題となったリトルミス・プリンセス
ファッションブランドのステラ・マッカートニーを描いたリトルミス・ステラなど。
まとめ
私は正直、初めてこのMr. Men Little Missシリーズ本を見た時に、なにこれ?なんかよく見るキャラクターだけど人気な意味がわからない!と思ってました。
ですが、一度読み始めると結構面白い。あ、なるほどね、これは純粋な子供達の心を掴むわけだ。と納得したのを覚えています。
Mr. Men Little Missのオフィシャルサイトで無料で本の内容を動画(1話約3分)で見ることができるのでぜひ立ち寄って観てみてください!
この子達はイギリスのキャラクターだったのですね!
図書館で借りて読んだことあります!確かにキャラの特徴が名前になっているってかなり良いですね!
しかもブログサイトがまた読みやすくパワーアップしている・・・凄すぎます。
また記事更新、楽しみにしてます♪
そうなんです!このシリーズ、意外と単語力とかに役立ってていいですよね♪
ブログ記事、royboyrunsさんのに比べたらまだまだかなり発展途上です・・過去の記事とか訂正するべき事とか多々あって大変ですねっっ
いつもそんな私のブログもお忙しい中読んでいただいて感謝感謝です!!