みなさん、ジュリア・ドナルドソンという方を聞いたことはありますか?
そう、彼女はイギリスでは知らない子はいない、大人気絵本作家なのです!
1948年ロンドン生まれの作家。『グラファロ』『まじょとねこどんほうきでいくよ』(共に、アクセル・シェフラー 絵/評論社)、『おうちをわけっこ』(リディア・モンクス 絵/評論社)などの絵本で人気を博し、脚本、小説、詩や作詞も手掛ける。2011年から2013年の「子どものためのローリエット」に選ばれ、2019年には、文学への貢献により大英帝国勲章第三位を授けられる。現在は夫とともに、ウエストサセックスとエジンバラに居を構える。
ブクログ(booklog.jp)より引用
ジュリア・ドナルドソンを一躍有名にした代表作の絵本
『The Gruffalo』 (日本語タイトル:グラファロ・もりでいちばんつよいのは?)
グラファロとはジュリアドナルドソンが創造で作った架空の生き物です。
森の中で一匹のネズミがネズミを狙う動物たちに出会うことから始まります。ネズミは、自分が食べられることを恐れて、賢い頭を使い、巧みに動物たちを口でまかせて身を守ります。
すっかり安心していたネズミの前に現れたのが、まさかのグラファロ。
今度はグラファロから自分の身を守らないといけません。
ネズミの咄嗟の知恵とグラファロの素直さで話は進んでいきます。
この絵本はあまりにも人気で、イギリスではグラファロを扱った文房具やお菓子などのキャラクターグッズを始め、ロンドン南西部にある大きな遊園地、チェシントンワールドオブアドベンチャーズではグラファロの乗り物やステージショーもあります。
他の作品で有名な絵本
Room on the broom (まじょとねこどん ほうきでゆくよ)
ほうきからいろいろな物を落としてしまい、そのたびに仲間が増えていく楽しいお話。
ねこ、いぬ、とり、かえる……とほうきの上がにぎやかになった矢先、ポキンッ!と事件が起きます。
Monkey Puzzle (ボクのママはどこ?)
迷子になっているサルのこにちょうちょうがおかあさんをさがしてあげるお話。でも、ちょうちょうがみつけてくれるママはサルのこのママとは似ても似つかないママばかり。いろんなヒントをだしてママをさがして最後にはどうなるのかな。
Tiddler (チビウオのウソのようなほんとのはなし)
チビウオは、ちっちゃくて目立たないさかな。
でも、みんながびっくりするようなお話を考えるのが大すき。
「おばけイカにつかまっちゃったんだ」
「難破船で宝箱の中にとじこめられて人魚にたすけてもらったんだ」
と、毎朝ちこくの理由を説明します。
ところがある朝、チビウオは漁師の船につかまったあと、
まいごになってしまいます。どうしよう! すると…?
The Smartest Giant in Town (日本語版なし)
いつも見窄らしい格好をしている巨人のジョージは、ある日お店で巨人サイズの洋服を売っているのを発見しました。ジョージはこれを機に新しく洋服を買い換えようと決意し、シャツから靴まで全てを一新しました。その後家に帰る途中、数々の動物と出会うのですがその動物達はみんなジョージに助けを求めてきました。・・そして新しく新調した洋服等をジョージは提供することにしたのです。
A Squash and a Squeeze (日本語版なし)
小さくて年老いたお婆さんが、一人きりで家に住んでいました。お婆さんはこの家が好きではなかったのです。なぜなら一人しか住んでないのにとても小さく感じる家だったから。そこで賢いおじいさんに助けを求めました。賢いおじいさんはこのお婆さんに「牧場にいるニワトリ、ヤギ、貪欲なブタ、うるさい牛達を家に連れ込みなさい。」と。お婆さんは言われるがままに言う通りにしたら家が大きくなるどころか余計小さく感じるばかり!この後どうなるのかな。
Zog (日本語版なし)
モンスターの学校に入学したZOGは、良い成績を取りたくて一生懸命。
学年が変わるごとに、飛ぶ練習や火をふく練習やお姫様を助ける練習があって、
毎年課題があります。その課題で優秀な成績を取れば、Golden Starがもらえる。
それが欲しくて一生懸命なのに、失敗してケガしたり泣いちゃったり。
そこに通りかかった人間の女の子が助けてくれるんだけど・・
以上数冊を紹介しました。
まとめ
ジュリア・ドナルドソンの絵本は他にも紹介しきれないくらい沢山あります。
↓↓我が家で保有しているほんの一部のジュリア・ドナルドソン本↓↓
イギリスのナーサリー(保育園・幼稚園)や、学校に上がると授業の題材としても取り入れられたりしているので、もし何かイギリスの絵本で何がいいか迷っているのであれば、まずは幼児本としてご購入される事をお勧めいたします!