私は昔、カナダに留学などの影響でアメリカ英語を習得し、発音も言い回しもアメリカ式で会話をしていました。
その後東京で大人数のイギリス人に囲まれながら仕事を始めた時、イギリス英語が本当にわからなくて最初のうちは少し苦労しました。(数字すらうまく聞き取れず・・)
今やイギリス人の夫を持ちイギリスに住んでいるのですが、
とにかく奥の深いイギリス英語!
まずは北米ではあまり使わない【イギリス式時計の読み方】をここで教えたいと思います。
5歳の息子も学校に上がってからちょっとずつ時間をかけて習っていて、我が家でもこちらを購入し、息子も家で楽しみながら学んでいます。
イギリスではお馴染み、Oxford社出版のKipperと一緒に学ぶアクティビティキットです。
Key wordとなる4つの単語
To (次の時間になるまであと○○分) |
長い針が30分を超えたときにこのtoを使います。 |
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Past (新しい時間を超えて○○分経った) |
長い針が30分を超えるまでこのpastを使います。 |
Half | 半・30分 |
Quarter | 15分もしくは45分 |
この四語さえ上手く操ることができればもうお安い御用です。
イギリスの時計の読み方は、基本12の針をベースとして読みます。
結構日本での時計の読み方と似ています。
キーワード・4つの単語の使い方
まずtoの使い方から見てみましょう。
例えば、日本では5:55の事を「6時5分前」と言ったりしますよね?
イギリス英語でも同じです。
「It’s 5 to 6」と言います。
to ー (次の時間になるまであと○○分)
✳︎長い針が30分を超えたときにこのtoを使います。
7:35 → 8時25分前 「It’s 25 to 8」もしくは 「It’s 25 to」
9:50 → 10時10分前 「It’s 10 to 10」もしくは 「It’s 10 to」
1:55 → 1時55分/2時5分前 「It’s 5 to 2」
(英語で発音するとトゥートゥーとなってややこしいですね〜)もしくは「It’s 5 to」
このロジックがわかればpast・half・quarterも同じ。
イギリスでも、 four fifteen (4:15)//nine forty-five (9:45)などと言うこともありますが、滅多に使いません。
ちなみに息子も時間の読み方に早く慣れるようにと、ベッドルームにはこの時計を置いてます。
針の隣に読み方が書いてあるのですごくわかりやすい!そして秒針の音もしないので睡眠を妨害しません。
まとめ
日本で勉強する英語は基本アメリカ英語なので、その調子でイギリス人と会話すると色々言葉の使い方や言い回しなどかなり違うことがわかります。
でもこういったイギリス流言い回しを日本にいるイギリス人に披露すると感動されるかもしれませんね!
イギリス流時計の読み方は北米ではなかなか伝わりません。一瞬戸惑われます。
過去にNYに住んでいた時にイギリス式で時間をアメリカ人に伝えたら、は?って感じで理解してもらえませんでした(笑)
ただ、イギリス連邦王国であるオーストラリア・ニュージーランド・シンガポールあたりの国出身の方々には伝わると思います。