やっとイギリスの暗くて長い冬が終わり、段々と日も伸びて気持ち暖かくなってきました。
過去に遡れば2020年のイースター(春休み)は1回目のイギリスロックダウンという事で、『Stay Home, Protect the NHS, Save lives』という合言葉のもと、楽しみにしていた海外旅行どころか、友人家族との交流もできず、ひたすら自宅軟禁生活を送っていました。懐かしい・・
NHSとは《National Health Service》英国の国民保健サービス。全国民を対象に、予防・治療・機能回復などを国が提供する制度。
*コトバンク参照
そんな学校に上がって初の2020年春休み、息子と気を取り直して色々なアクティビティを自宅で行いました。
その一つが
蝶々を幼虫から育ててみよう!!です。
アマゾンプライムならポチッとした翌日には届きますよ♪
バタフライガーデンの中身
早速届いて中身を拝見。
幼虫は5匹入っています。
その他ネット籠、サナギステーション台、糖分パウダー、スポイトが入っていました。
このセットは初心者には最高のキットで、幼虫の間は特にやることはありません。
幼虫が入ってる容器にすでにエサが入ってるので、ひたすら幼虫が大きくなるのを見届けるだけでいいのです。
容器の蓋は幼虫がサナギになるまで絶対に開けてはいけません!!
幼虫の成長を見守る
【虫がダメな人は閲覧注意】
<1日目〜9日目>
幼虫も順調に大きくなってます。
<10日目〜13日目>
容器の中でサナギになりました。自然と蓋の上からぶら下がっています。
<14日目〜17日目>
ここでようやく容器の蓋を開け、サナギから脱皮できるよう新鮮な空気を取り入れてあげます。
<18日目>
1匹目がいつの間にか脱皮をしてて蝶々になっていました‼︎
この後続々と脱皮し始め、5匹全て無事蝶々へと成長しました♪
蝶々になりたての数日間はとても弱々しくきちんと飛べないので、キットに付いてきたネットの中でしばらく育てます。
その際に与えるエサは、付属品の(水で割る)糖分パウダーや、オレンジ、りんご、きゅうりなどの水分たっぷりの果物野菜類を与えました。
蝶々に成長したら自然界に返す
<22日目>いよいよ蝶々達とのお別れ
ちょっと写真からは見づらいですが、ネットの蓋を開けた途端、5匹の蝶々は瞬く間に元気よく飛んでいきました。
息子も幼虫からサナギ、蝶々へと間近で観察が出来て凄く勉強になったようです。
まとめ
ガーデンバタフライは既に餌の入っている容器に幼虫が入っているのでサナギになるまでは何もせずただ観察するだけで良いのがとてもいいです。
幼虫も毎日少しずつ目にみえるように大きくなっていくので息子も興味深く眺めていました。
他には
・サナギになったら蓋を開けて台に立てて新鮮な空気を与える
・蝶々になりたての数日間は繊細なのでネットの中でエサを与えつつ成長を見守る。
・最後は自然界に戻す
この3点を守ればいいと思います。
ぜひこの春休みにお子さんと一緒に幼虫から蝶々までの過程を楽しみながら育てるのはいかがでしょうか?
私自身も勉強になったし、すごく良い経験になりますよ♪
一回キットを買えば、次また育てたい時は幼虫だけ買えます!
日本ではカブトムシの成長が見れるセットを発見!