✳︎写真の建物はケンブリッジ大学キングスカレッジであり、息子の学校とは関係がありません。
こんにちは。
今日は息子の学校が他の私立の学校と一味違うユニークな学校なのでどんな学校なのかお話ししてみたいと思います。
学校の特徴
息子の学校は13歳からの英国パブリックスクールなどの全寮制の寄宿学校(ボーディングスクール)や、難関学校に進学させる目的で色々教育を叩き込む伝統的に昔から続くアカデミックな小学校で有名です。
パブリックスクールのフィーダー校でもあります。
✳︎パブリックスクールとは13歳〜18歳の子供を教育するイギリスの私立学校の中でもトップの10%を構成するエリート校の名称。(イートン、ハロウ、ウィンチェスター校など)
✳︎フィーダー校とは提携が結ばれている学校の事
富裕層や上流階級向けに英国で発行されてる雑誌、タトラーに英国内のベストスクールの一校として毎年紹介される学校でもあります。
教育スピードが早い
他の学校に比べ、アカデミックの教育をどんどん進めていくので実際入学して、ついていけない、ここまでスパルタにやらせたくないという保護者が必ずいるので毎年転校者がでる。
一般的に他の学校より2年弱早く学ばせると言われている。
その他学校の特徴
・学校の規模
4歳から13歳までの学年でそれぞれ各2クラス、1クラスは最大16人。
✳︎4歳から7歳までをPre Prep(プリプレップ)生、7歳から13歳までをPrep(プレップ)生と呼ぶ。
・環境
自然に溢れていて壮大な校庭を始め、テニスコートや温水プールもあり
生徒たちはのびのびと学校生活を送っている。
・ロケーション
完全なイギリス人エリアにある学校にも関わらず、意外にも生粋のイギリス人家庭の子供達はそこまでメジャーではなく、インターナショナルなバックグラウンドの子供達が多いのが特徴。(ただし駐在家族系はほとんどいません)
クラスメートの保護者達
息子のクラスのママ達は大変ラッキーなことに皆さんとてもフレンドリーで、社交的なママ達ばかり。
イギリス人家庭を始め、欧州、アジア、中東、オセアニアなど様々な国出身。
Pre prepの頃は特にしょっちゅうコーヒーモーニング(朝子供達送った後にカフェで集まっておしゃべりする事)や、夜みんなでご飯食べに行ったり等色々交流してきました。
学校が開催してくれるイベントも盛り沢山
学校自体も先生と保護者達だけで楽しむ夜のパーティーやクイズナイト、コメディーナイト等色々イベントが盛り沢山。
(これは私立小学校に限らずどこの学校でも保護者向けのイベントは行われてるのでイギリス全体に言える話)
息子がまだ入学する2年ほど前から度々未来の保護者としてイベントを招待され、参加すれば必ずお洒落なケータリングフードから、シャンパン、ワイン、紅茶コーヒーなどサービス精神旺盛。
学校長が素晴らしい人物
息子の学校長は女性なのですが、とても地に足がついたバイタリティあふれる素敵な校長先生です。
ロックダウン中も生徒達の感情や状況、勉強面などをとても深く考えてくれ、なるべく沢山の生徒達が学校に復帰できるよう、学力等遅れが出ないよう、本当に色々努力してくださいました。
近隣私立校などネットワークが幅広い学校のママ友達も周りの学校状況と比較して、満足の結果であるお墨付き!
イケてない欠点
色々息子の学校の素晴らしい点を散々まとめてきましたが、もちろん完璧な学校ではありません…
欠点もちょこちょこあるのですが、おそらく一番アイタタな欠点は、、
学校と保護者間のコミュニケーション、および学校事務所と先生間の報連相に若干タイムラグがある
例1:息子がレセプションだった時のアシスタントティーチャーがある時から学校に来なくなってしまい、結局そのまま辞めてしまったのですが、学校側から保護者にその理由など一切説明なし。当時のクラスレップ(学級員)ママが担任や校長に問い正しても濁されてしまっておしまい。
例2:毎回ではないけど、学校行事などの詳細事項を直前あたりに連絡がくる時がある
例3:保護者側から何度も催促してやっと得られる学校側の回答など、、
例4:学校の保護者向けアプリが使いづらい(笑)
公立校ならまだしも、私立でこれはちょっとイケてないですよね、、
でもはっきり立ち向かってくれる強いイギリス人ママ達がいるので私は今後もとりあえず静観していきたいと思います(笑)
まとめ
という訳で、アカデミックにかなり力を入れている学校ですが、それと同時に楽しいイベントも多々あり、生徒だけでなく保護者達も楽しめる素敵な学校です。
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