コロナ禍になって早1年半。
コロナが流行し始めた頃は、
と完全他人事に思ってた頃。まさかこれが世界流行になって私たちの生活が一変するなんて誰が予想したでしょうか。
ロックダウンピーク時のイギリスの生活状況
一時期は完全ロックダウン生活を強いられ、スーパーや薬局を除いた何もかもが閉鎖。
- スーパーなどのオンライン予約がパンク(高齢者・NHSスタッフなどが優先)
- 学校側も保護者側も手探りをしながらのホームスクーリングを開始
- エクササイズや生活に必要な買い物などの外出は1日一回まで
- 英国内全体で流行ったPE JoeによるYouTubeライブで毎朝エクササイズ
- 毎週木曜日20時は家の外へ出てNHS(国民保険サービス)スタッフに向けての感謝をこめた拍手の時間
- あんだけ騒いでたブレクジット(Brexit)もコロナ禍が凄すぎて存在感も薄くなり、密かに施行
- 当時99歳のイギリス退役軍人、故・トム・ムーア元大尉が『100歳の誕生日までに自宅の庭の25mを100往復します』と約束することでNHSの為に募金を募ったら、最終的に約47億円集まり、エリザベス女王からナイトの称号をもらい、100歳という年齢で今年(2021年)の2月に大往生した。
などなど・・色々ありましたね。今となれば懐かしい?思い出です。
現在のイギリスのロックダウンルール
現在(2021年6月30日)は、ステップ3に当たります。
ステップ3:5月17日またはそれ以降
・屋外でのほとんどの社会的接触の規制が解除されます。ただし、30人を超える集まりは引き続き違法です。
・屋外での劇場公演や屋外での映画館が再開されます。ただし、屋内では6人まで、または2世帯までのルールが適用されますが、この数を増やしても安全かどうかは今後も検討が継続されます。
・屋内でのパブやレストランなどのホスピタリティ施設、屋内での映画館や幼児向け遊具施設といった娯楽施設、その他の宿泊施設、屋内での大人のグループスポーツや運動教室が再開されます。
・1000人、または、収容可能人数の半分のいずれか低い方までの屋内会場において、大規模な公演やスポーツイベントが認められます。4000人、または、収容可能人数の半分のいずれか低い方までの屋外会場での大型公演やスポーツイベントが認められます。
・着席型の更に大型の屋外施設では、最大1万人、または座席総数の4分の1までのいずれか低い方まで可能となります。
・葬儀同様に、結婚式、披露宴、通夜では30人までの参加が可能となります。在英国日本国大使館 領事班メーリングリストから引用
要は、外では30人までは集まれるけど、室内では2世帯か、個人だと6人までしか集まれないというルールになっています。
(でもぶっちゃけこのルール、個々では結構もういい加減になってます)
イギリスは夏でも肌寒い気温がしょっちゅうあるので、室内(自宅やレストランなど)で大勢で集まれないのは少し厳しいですよね。
本来はこのルールは6月20日までのはずだったのですが、現在流行っているインドからの変異種・デルタ株により感染者が増え出してしまったのでロックダウン完全解除まで4週間延期となりました。
ロックダウン完全解除となるのは7月19日
6月21日から予定だった完全解除が4週間延期になってしまったので、今回もどうなの?
という意見もちらほら聞きますが、色々なニュースや周りの意見、政府に仕えるイギリスの科学者などの意見を見る限り、イギリスのロックダウン完全解除は7月19日で間違いなさそうです。
感染者は今でも日々増えたりしていますが、英国内ワクチン摂取者の割合が本日6月30日の時点で
最低1回目のワクチンを打った全人口の割合 約68%
2回目のワクチン接種を完了した全人口の割合 約48%
と、コロナにかかっても重症化や、死亡例が極端に少なくなりました。
医療関係・科学者からの意見だと、コロナはインフルエンザのように絶対かからないようにするのは不可能。でもワクチンを受けることにより重症化や死亡を防ぐことが立証されている。
よって生活を元の日常に戻し、経済を元通り戻すのが最優先と述べていました。
そして少し朗報が!
7月19日以降からのルールが少し変わります。
- 子供の学校のクラスで誰か陽性者が出たとしても、学級閉鎖にはならず残りの生徒は通常通り学校に通える(自主隔離の必要なし)
- 同じく、NHSアプリでチェックインして、その場所に陽性者が出たから自主隔離せよ、という要請も2回ワクチン接種完了してる者に対しては自主隔離しなくてよい
と、今の時点ではこのように情報がメディアからリークされています。
まとめ
いよいよFreedom Dayまでカウンドダウンとなりました!
今まであったソーシャルディスタンス・人数制限や、事前予約制などなど色々解除されるのかな、とも思います。
このままイギリス国外に自由に旅行行くことができるようになればもう感無量ですね。
イギリス在住の皆様、本当お疲れ様でした。