ロンドン近郊には何箇所か日本の小学校と同等の教育を受けられる土曜の補修校(日本人学校)というものがあります。
日本語を維持したい、上達させたい、日本と同様の教育を受けさせたい現地在住の日本人ハーフのお子さんを持つご家庭や、いずれ日本に本帰国する駐在家族の為にお子さんの日本語教育の遅れを取らせない為にあるありがたい存在の機関です。
我が家は土曜の補修校に通わせるとなると、キャッチメントエリアがロンドン西部アクトン校になるのですが、ここで色々なママ達の情報を元にまとめてみました。
ロンドンアクトン校の利点って?
- 日本にいる子供達と同じような学校教育を受けられる
- 日本の行事やイベントを沢山行ってくれる
- ロンドンアクトン校は全海外の日本語補修校の中でもレベルが高い為、日本の文部科学省がレベルの高い先生を日本から派遣してくれるらしい(間違ってたらすみません)
- アクトンはロンドンの中でも一番日本人が沢山住んでいるエリアなので日本の店やカフェが沢山ある
- 沢山の日本人と交流できるので日本語でイギリスの情報が得られる
そう、私的には日本の行事やイベント(日本らしい運動会や餅つき大会など)を行ってくれるのはとても嬉しい事ですね。イギリスにいながら日本の文化を学べるのは貴重です。
それでは補修校に通うにあたり、私なりに気になった点もまとめてみました。
ロンドンアクトン校の気になる点
- 送り迎え、待ち時間を考えるとエリア的に渋滞するので毎週土曜日がほぼ1日潰れてしまう(我が家方面から考えた場合)
- 休みのタイミングは公立校と同じ設定なので私立校に通っている息子がすでに休みに入ってても通わなければならない。→旅行にすぐ行けない。
- 日本と同様の教育を受けられるが、その分1週間の量を土曜日の数時間で叩き込まれる
- よって毎週出される宿題の数が膨大
- 休んでも構わないが一週休むだけでも宿題が大量なのと、学校側からいい顔をされない
- 保護者は絶対何かの係をやらなければならない
- 完全な日本人世界
そうなんです、宿題の量やアクセス等色々気になったのですが、一番気になったのは実はスケジュールの調整です。
我が家はホリデーに出かける事も重要で、私立ならではの特権、公立校より早く学校が終了し、遅く学校が始まるのでうまく旅行の日程を組めば旅行代金も安いのです!
(公立校とかぶる日程は本当に馬鹿にならないくらい値段が高騰する)
その他理由をつければ、
- 貴重な土曜日を毎週毎週半日潰れるのはキツい!
- 実は息子はすでに毎週末フットボールの試合が入ってるのでそもそも空いてない
- 将来的にも簡単な日本語の読み書きとお話しができれば母としては満足。
- 今の時代、補修校に通わせなくても日本文化に触れさせられる機会はある
こういった様々な観点から考慮して、大変悩みましたが上記の理由で行かせることはやめることにしました。
その代わり息子の日本語は公文で今の所頑張ってます。
でも実際沢山の日本人ママ達と交流するのを楽しみに毎週土曜日送り迎えしているママさんもいるのを知っています。
とても悩ましいですが、私自身日本に一時帰国する時に地元の幼稚園に息子を1週間通わせたりしてて、本人も楽しんでるので今はこれで良しとします。
これは常日頃日本人ママさん達と話題に出るネタですね。
一応今後補修校を考えていらっしゃる方のご参考になれば♪