さて、丸々2ヶ月と長かった夏休みもようやく終わり、新学期が始まりました。
息子もYear 2になり、第二言語(息子にとっては第三言語ですが)としてのフランス語授業も始まったようで楽しく学校生活が始まり、私もホッとしております。
今日はイギリスでは老若男女問わず必須とされているサプリ、ビタミンDについて記事にしてみたいと思います。
目次
イギリスで必須なビタミンDサプリとは
イギリスは大体9月頃から例外な異常気象?を除いて一気に寒くなり、秋なんてあったっけ?と思うくらい短い秋からあっという間に冬が始まり、そして長いです。
日本の冬と違い、イギリスの秋冬は日照時間が短く、加えて太陽もあまり出てこない曇りの日がとても多いので太陽から得られるビタミンDが極端に不足してしまいます。
イギリスの春夏は夜の21〜22時くらいまで明るいけど、秋冬は午後の15〜16時頃から暗くなってきます。
ビタミンDが不足するとどうなる?
- (子ども)クル病
- (大人)骨軟化症、骨粗しょう症
- 糖尿病
- 動脈硬化
- 免疫力低下
- 自閉症
- うつ
- 花粉症
妊婦によるビタミンDの欠乏が原因で子供のADHD、胎児の成長などとも関係があるとの発表もあります。参考リンクはコチラ
免疫力低下は今のコロナ禍では特に避けたい症状です!
ビタミンDはカルシウムの働きを高める作用があるので、不足すると骨や情緒に影響が出ると言われています。
更年期で骨密度が気になる女性、年に数回風邪をひく人や数日で回復しない人、冬になると起こりやすくなる人、疲れが抜けきれず気分も沈み気味という人はビタミンDが不足しているかもしれないですね。
そもそもビタミンDはどう摂取するのか
ビタミンDは、食べ物でとる方法と、日光を浴びて体が作り出す方法と2種類の摂取法があります。
ビタミンDには6種類ありますが、D2とD3が人間にとって重要な栄養素。特にD3のもとになる成分は、食事で摂ったり、皮膚にも含まれますが、紫外線を浴びないとD3に進化しないと言われています。
だから、日光はビタミンD摂取に必要不可欠なのです。
薬局には年齢別に沿った沢山のビタミンDサプリがある
イギリスの薬局やスーパーには色々な種類のビタミンDサプリが沢山陳列されています。

乳児用にはGPから無料でくれるところも
息子を出産したのは私がロンドンセントラルに住んでいた頃だったのですが、当時のGPでは乳児用にリキッドタイプのビタミンDサプリを無料でいただきました。
しかし娘を産んだ現在のエリア・ロンドン郊外ではそういったサービスはないみたく、いただく機会はありませんでした。なのでGPやエリアによってサービスが異なるので確認した方が良いですね。

摂取量の目安
NHSウェブサイトでは、特に疾患のない標準な成人には10μg(マイクログラム)で良いと書いてありますが、市販で売られてるのは25μg以上(1000IU)をよく見かけます。
ビタミンDに関するNHSのリンクはコチラから
まとめ
これから段々寒くて暗い長い冬がまた到来します。
そんな季節に負けずビタミンDを毎日摂取して明るく元気に過ごしましょう♪
イギリスのインクルーシブ教育とは?の記事はコチラから
